債務整理
▼質問
 10年前に家を建てた後、会社をリストラ解雇され、再就職先もなかなか見つからず、サラ金から借金して生活しました。その後仕事が見つかり、必死で失業中に借りたお金の返済をしたのですが、金利が高いせいか残額が減りません。住宅ローンの支払いもあるし、どうしたらいいのでしょうか。
▼回答
 債務整理の方法には、裁判所を通じて行う「特定調停」「民事(個人)再生」「破産」があり、裁判所を通じずに、直接債権者と交渉する「任意整理」があります。

 簡単に説明しますと、「特定調停」「民事(個人)再生」「任意整理」は、金利を利息制限法所定の利率で計算し直して、残債務額を確定させ、その上で返済計画を立てるというものです。

 なお、返済期間が長期に亘っている場合、既に返し終わっている、それどころか、返しすぎ、というケースもあります。返し過ぎ(「過払い」と言います)は、債権者の不当利得ですので、返し過ぎた部分の返還を請求できます。

 また、「破産」とは、借金を返せなくなって経済的に破綻した場合に、裁判所の破産手続開始決定に基づいて、借りた人の全財産をもって債権者全員に対して債務額に応じた公平な返済を行うことです。破産の申立は、債権者でも債務者からでも可能で、債務者本人からの申立を「自己破産」といいます。

 どの方法をとるかは、弁護士とよく相談してください。

 なお、弁護士に依頼すると、債権者からの取り立ては一時的に無くなりますので、生活が平穏になります。その上で、立ち直りの方法を考えてください。

奈良合同法律事務所
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