成年後見
▼質問
 田舎で一人暮らしをしている父が心配です。最近、年寄りをねらった詐欺事件を新聞でよく読みますが、父の財産を守るためにはどうすればいいのでしょうか。
▼回答
 お父さんが認知症になって、判断能力が衰えた時、家庭裁判所がその人の判断能力に応じて、後見人、保佐人、補助人をつけて、本人の財産を管理する制度があります(民法7条以下)。「成年後見」と言いますが、以前の「禁治産」と異なり、戸籍に記載されることはありません。

 申立に関しては、合計1万円程度の申立費用の他、後見や保佐開始の申立の場合には鑑定の費用(5〜10万円程度)がかかります。

 また、判断能力が衰える前に、自分の信頼する人と任意後見契約を結んでおくこともできます(「任意後見契約に関する法律」)。

 お父さんに判断能力のあるうちに、じっくり話し合っておくことをお勧めします。

 詳しい手続きにつきましては、弁護士にご相談ください。

奈良合同法律事務所
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